Manaty Graphic Design

TOKYOのIoTなベンチャーで働きながら、デザインを教えたり、デザインしたり、パラレルに生活しています。

普通のデザイナーが参考にできるロゴデザインレビュー1

最近アプリ制作やWEB制作に付随して

ロゴデザインつくらんと。という機会が増えてきました。

めちゃかっちょえーやつつくってやるぜ!!と言う気持ちは

マグマのごとくふつふつとするのですが…

 

f:id:manaty_design:20141201200519j:plain

マグマって実際かなりグロテスク。

 

・・・ロゴデザインは結構難しい。(デザイナー5年の悩み)

 

と、いうことで初心者デザイナーにも参考になりそうな

ロゴデザインをご紹介します。

今回は株式会社LIGさんが運営するレンタルオフィス


台東区上野にあるシェアオフィス&コワーキングスペース「いいオフィス」

のロゴマークです。

 

f:id:manaty_design:20141201200802p:plain

 

 

★初心者デザイナーがマネできる!いいPOINTその1★

既存フォントでつくれる!!!!

サービス名が日本語とくに平仮名の場合

それだけで心臓がドックドックしてくるロゴデザイン依頼。

なぜなら日本語は曲線と直線のバランスがかなり難しく

時間をかけて調整しないとダサダサオバケになる可能性が

高い確率だからです。

亀甲縛りみたい・・・ださださおばけ

例えば報酬100万で「いくら時間がかかってもいい!かっちょ良いロゴ

お願いしますよ(きらり)」

みたいな時は喜んで明朝体やゴシック体を写植レベルでトレースし、

個々の字体の特徴をつかんでから自分なりにセンスひかる形に

アレンジして…なんて一生をそのロゴに捧げれば良いのですが 

成長中のデザイナーにくるロゴの依頼は格安報酬・短納期のものが多く

最初からイラレのパスでぐりぐり…なんてやっていると

「あれー明日納期なのになんだこのダサさ!!」という事態が

多発します。少ない自分のセンスを信じきっていると痛い目にあうのです。

そう。自分の経験とセンスなど、長年使われている書体の前では無に等しいのです。

 

今回のいいオフィスロゴがうまいのは、囲んでいる家の図形と

フォントの線の太さが同じ太さくらいなので、文字と形が

統一されたヒトカタマリのグラフィックとして目に入ってくるところです。

ただの文字・ただの図形からロゴへとうまく昇華されています。

図形部分と文字部分の線の太さを揃えたり、テイストを似せるという

テクニックが炸裂なのです。まねしよ。

 

★初心者デザイナーがマネできる!いいPOINTその2★

誰もが理解できる図形の一部分を省略してオリジナリティある図形へ

f:id:manaty_design:20141201200802p:plain

ロゴタイプを囲うこの図形、どこかで見たことがあるはず。

そう、子供でも描ける家のマークですね。

f:id:manaty_design:20141201204412p:plain

赤線をひかなくてもわかりますが、念のため

 

建物・オフィスといったイメージからこの図形が利用されていると思います。

デザイン初心者が陥りがちなのは

「俺がつくった俺のオリジナリティある形で勝負だぜ!!!」

ってやつ。そこでまた、どこからともなく声。

人々が頭のなかで共通して想像する形をうまく使えバカ。

といったところでしょうか。

ロゴマークは芸術作品ではないので

人が見てすぐになんの形か、なんのサービスか

理解できる方がいい場合が多いです。

このマークも一目で「家の形だ」とわかるはず。

ただ、ロゴタイプが入る部分に切れ目を入れていることで

実はオリジナリティな形になっています。

家だとわかるけど、独自の形状も持ち合わせている。

うーん。まねしやすいぜ!!!

これがわかりやすいと思うけど、別のパターンとして

 

f:id:manaty_design:20141201205047p:plain

ロゴタイプを外に出した時もきれい! 

素敵や…

 

と、いうことで、初心者デザイナーさん

かっちょいい日本語ロゴのデザインが10分くらいで

出来るようになるまではこんな思考でロゴを提案しても

良いかと思います。私もまだ50%くらいは自分のデザイン力を

過信して大やけどする時があるので気をつけて行こうと思います。

さーて仕事もどろー!