美術予備校時代のフォルダが出てきて恥ずかしさと懐かしさでドキドキしました。多分これからも、誰にも見せることがないでしょうし、かなり前のものなので、いいかなあ…と思ってのっけてみます。
これは予備校の先生に「まとめろよー」と言われて皆がまとめていたファイル。1作品完成したら、写真を撮って、講評で言われたことや考えたことをまとめるものです。
「こすってハイおわり→×」って書いてあるのは、予備校生のみなさんなら共感してもらえるのでは…w もっと書き込みなさい。という意味です。
平面クラスですが、最初の1、2ヶ月は立体もやりました。すごく嫌だったなあ。苦手だったんですよ…。なにこのパイプ突き刺さった立体…
これは墨かアクリル絵の具を使ったクロッキーですね。手から色々な形を抽出しています。線や面など、いろんな視点で描くものを見るトレーニングです。
私も今生徒さんに「いろんなモードでみてくださいね。」と言うなあ。あの頃はなんでこんなことやるか、わからなかったなあ〜。
あと、私は出来が悪い予備校生だったのですが、昔から「まとめ魔」だったからか、色々まとめたファイルがいっぱい出てきました。
これは、自分の好きな色合いのグラフィックと、同じ色をアクリル絵の具で作って塗ったチップを貼って色を勉強したファイル。
「色のバランス、苦手〜!」って言う方多いですが、好きな作品の色を実際に塗ったり、真似するとすごく変わります。おすすめです。
これは、どういう構成要素で成り立っているかメモが書いてあるファイル。形やレイアウトについて考えたことがメモしてありました。
あとは、予備校で使ってたクロッキー帳。ラフやメモがつらつらと。
頭で考えながら、実際に色を塗ったりしてますねー。
色彩構成が苦手だったので、授業外でも色々悩んでいたようです。
そして、まだ全然書けなかった頃のデッサンも残っていました。多分ビニール袋と手を描きなさい。という課題です。
全然ダメなデッサン。おそらく夏〜秋頃ではないでしょうか。全然上達しなくてすごく焦っていた記憶があります。下手ポイントとしては、アップで見ると、こんな感じでボサボサしているんですね。あとビニール袋がビニールに見えない。などと言われたようでした。(ファイルに先生のコメントが書いてあった。残ってると面白い…)
そうやって、1年ほど続けて、予備校卒業間近の作品がこちら。だいぶ完成度があがりました。1.5時間〜3時間くらいで描いたものだと思います。
私、予備校生のころって周りの生徒以外の作品を見たり、描き方を学んだり、どういうスパンで上達するかを知る機会がなくて、なんか人一倍焦ったんですね。
このブログでは、ちょいちょい美大予備校生さんからコメントをいただくので、イチ経験談として、読んでいただければ幸いです^^
ほーんと予備校当初はクラス一番へたっぴでした!それでも、ある程度続ければ形になります。美術大学予備校生のみなさん、頑張って下さい〜!応援しています^^
最後に、一緒に出てきたGALSのポスターで思い出を共有させていただきます。藤井みほな先生ラブ。