Manaty Graphic Design

TOKYOのIoTなベンチャーで働きながら、デザインを教えたり、デザインしたり、パラレルに生活しています。

【1冊目】ベンチャー企業のデザイナーになって読んだ100冊!-問題解決ラボ/佐藤オオキ-

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ベンチャーのデザイナーには時間がないです。時間がない。つくりたいものはいっぱいあるのに、時間も人手も足りない。

そうやってあれもこれも人手がたりません。時間がいります。お金はいります。。。というのに疲れたし、言うことが嫌になりました!!!笑

一段飛ばしで、必要なものを作れる・問題を解決できるデザインができないかと、すきま時間にヒントになりそうな本をいろいろ、読んでいます。

そんな悩みから猛スピードで大量のデザインを世に生み出す佐藤オオキさんの『問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術』を読みました。

この本の概要は、実際に製作した作品と合わせて、どうやってそんなアイデアが生まれたのかをやさしく説明してくれる本です。

重要なのはデザインのジャンルではなく、新しい視点を提供することでいかにして目の前の問題を解決できるか、です。

 

「誰も見たことがないもの」は、「誰も求めていないもの」と紙一重。理想は「本来そこにあるはずなのに、なぜかない」ものを「補充する」くらいの感覚です。

商品AとBがあると、「じゃあCで勝つぞ」ではなくて、AとBの間はどれくらいのスペースがあるんだろうか、どのくらい深いスキマなんだろうかと考えます。

 

スポーツ選手が周辺視を鍛えている、というと一般の人間には難しそうに見えますが、実はひらめきのために必要な周辺視、すなわち「ボヤッと見」の力は、誰でも鍛えられます。それは何でもかんでも何かとリンクさせて見る、ということ。「あれって、これっぽいな」などと常に考えるクセをつけています。ポイントはどんなくだらないことでも点と点を線にしながら考えること。

 

みんなが「どうでもいいんじゃないか」とか、「これは後で考えればいいじゃないか」ということに限って、最初に考えはじめるととても効果的です。

 

「決断のコツ」のようなものがもし存在するとすれば、それは「間違えてもいいからできるだけ早く行う」ことじゃないでしょうか。

 

「これはペンではない何か」と考えるのがマグリットの「裏切り。」「ペンじゃない」と言われるから「えっ?」となる。重要なのは「えっ?」という状態を常に、自主的に繰り返せるかどうかです。裏切りの力を最大化するには、共通因子がまったくないものを無理やりつなげるのが効果的です。

 

すべてをポジティブに見ることと、すべてをネガティブに見ること、その両方を別々にやるという方法です。すべてに「いいね」と言った直後に、すべてを否定する、という感じでしょうか。そうして出てきた視点は、往々にして両極端な選択肢を提供してくれます。その状況やものごとをネガティブにとらえた場合のオンリーワンのアイデアと、ものごとをすごくポジティブにとらえた時のナンバーワンのアイデアの2つです。

 

佐藤オオキ流かけ算スキルとあまのじゃくスキル。

かけ算スキルとは、あるものとあるものの掛け合わせで効果の高い答えを作り出す力。

あまのじゃくスキルとは、誰もやらないことをやる、考えることでありきたりに終わらない答えを出す力。

命名は私なんですが(笑)佐藤オオキさんがフルスピードでグッドなデザインをたくさん世に送り出しているのには、このスキルをフル活用しているからではないでしょうか。

私も見習って、もっと短い時間でいっぱいものをつくる!!!と本を読みながら感じたところです。

自分のスキルを周りに伝えていく努力

をやっていきたいと思っています。

デザイナーとして自分が何ができるか。と考えたときに、どう表現したらいいのかむずかしくて、悩んでしまった経験があります。

ただ、外に探しにいく・学ぶスキルと、すでに自分の中にあって、言葉にできていないスキルと2つがあることはうすうす感じています。

今の時代に合う表現で、それを伝えていくこと。言わなくても伝わるような仕事の進め方をすること。自分の強みが生きる仕事を、自分からやってみること。

最短距離でグッドなデザインをするために、スキルを持つこと。それを嘘とかいつわりなく周りの人に知ってもらうこと。

そんなことを佐藤オオキさんから学んだのでした。デザイン思考のヒントがたくさん隠された本でした。

問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術

問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術

 

 

 

ベンチャー企業に入って前年度100冊くらい本を読むようになったデザイナーなので、どんな本を読んでいるか紹介することにしました。