Manaty Graphic Design

TOKYOのIoTなベンチャーで働きながら、デザインを教えたり、デザインしたり、パラレルに生活しています。

【デザインを教える】小学生の子供にデザインを教える、はじめての体験について。

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先日、デザインを教える(なんと、小学生に!)きっかけをいただき、「家族が喜ぶ箱をつくろう!」という授業の1日先生をやってきました!楽しかったー^^!

小学生×デザイン!?どうなることやら…!?

私がデザインを教えた経験があるのは、小さくても中学生まで。小学生の生徒さんは初めての体験!

ちなみに中高生を教えて感じたことは、「中学生と高校生は大きく変化する境目」ということ。中学生は本当に無邪気で楽しいことを追求する子が多いけど、高校生は1年違うだけでかなーり大人な考えになって、周りを見ながら自分の振る舞いや考えを探すような感じ(に見えた。)

今回の生徒さんはそんな中学生も超えた小学生!未知の世代!!謎ジェネレーション!そもそもデザインに興味があるのか…?話が合うのか…?(不安)と、色々と楽しみに当日を迎えました。

授業のテーマは、「家族が喜ぶ箱をつくろう!」

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当日は、あらかじめ授業の日までに記入した「デザインシート」を見ながら「家族が喜ぶ箱」を作っていきます。

デザインシートには、どんな箱を作るか。誰のためにつくるか。という目的と、箱の出来上がり図を書く欄があります。デザインする前のヒアリングシートのようなものですね。

授業がスタートして子供たちのシートを見ると、全く書いてこない子もいれば、お母さんの好きな色や、素材の名前まで細かくメモしてきた子も。

f:id:manaty_design:20170529234005j:plainナチュラルなデザイン。飾りつけはママと一緒に、バランスを見て。

全く書いてない子に「何作るの?書いてみたら?」といっても「いやだ!」と言って走り回ったり、無言で恥ずかしがってうねうねくねくねしたり。

私は「言うことを聞かせること」に興味はなく「どうやったら子供とコミュニケーションをとれるか」をひたすら考えながらひとりひとりに話しかけてましたが、むずかしい!!!f:id:manaty_design:20170529234018j:plain中には綺麗な仕切り!使いやすさを重視して。

私が仕事でコミュニケーションをとる時に、最近気をつけていることは2つ!

ひとつは、同じ作り手の場合は、多少長ったらしくても正確に言いたいことを説明すること。

ふたつめは、グループや複数人で何か意見を言う時は、結論を先に、短く、多少気恥ずかしくても、ドラマチック、印象に残る単語を使って聞いてもらうこと。

でも、どっちも通じないのだ!!!!

ひえ〜。とにかく、話す内容を「自分が伝えたいこと」じゃなくて、「この子が興味を引くこと」とか、「1秒くらいでわかること」じゃないと全然響かない!子供ってすげー!

そんな感じで最初は全くのでくのぼうでした。笑

一人一人の席を何度か回って、少しずつ慣れてきたのと、なんども授業をしている先生や親御さんの助けもあって、少しずつ子供と仲良くなれました。

(ほんと、親ってすごいなーって思った…!)

f:id:manaty_design:20170529233604j:plainリアルタイムで授業の方向を良い方へ良い方へと変えてく先生たち…!すごい…!

ポイントは「誰のことを考えて」つくるか。

この授業では、箱を作っている途中で一人一人と会話しながら箱の完成を目指しつつ、最後に先生3人がそれぞれ「グッドデザイン賞」を数名選んでプレゼントします。

このグッドデザイン賞のポイントは、「クオリティの高い箱」ではなく、「誰かのためを思って作られた箱」であること。

「自分の好きなものをつくる」ことと、「誰かのためにつくる」ことの違いは、こどもの視点から見ると難しいかも!?と思ってたんだけど、意外とみんなできていて、ちゃんとお母さんに聞いたり、ヒアリングしたメモを見たり、真摯だった!

f:id:manaty_design:20170529233826j:plainママのアクセサリーケースを作った子。キラキラジュエリーが貼り付けてあるの。

「デザイン」って考えると難しいけど、「好きな人や大切な人のために何かする」って考えたら、デザインを知らない子供にとっても、結構ナチュラルなことなんだな。ってシンプルに感じられたのは、私の勉強になった!

f:id:manaty_design:20170529233910j:plainアクセサリーが入れやすく、かわいいように綿がしきつめてある。かわい〜。

なんか、もう野生で、自然で、正直言ったらだいたいの子がデザインのことなんてわかんないし、興味ないの。そもそも図工が嫌いそうな子もいっぱいいるのね。で、私も全然先生とか名前だけで、できてないわけ。

それでも、なんでこの色にしたの?とか、これを貼ったらどうなるだろうね。とか、コミュニケーションをすると、ちゃんとなんらかの形で答えがでる。デザインも包括して、コミュニケーションしようとする気持ちってすげーなー。と思いました。もう、ほぼノンバーバルコミュニケーションだった。

f:id:manaty_design:20170529234657j:plain鍵をかけるストローを補強しつつドレスアップするため、リボンの巻紙を貼り付けることに。そのあと、テープを全面に綺麗にはりつけていた。色はママの好きな赤。

大変勉強になりました…!

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終わったあとは、誘っていただいたデザイナー先生たちと乗り換えの浅草駅でおそば。子供に元気を吸い取られてぼーっとしてましたが、すごい勉強になった! 

普段デザインの先生でも、ブログでも、何かと言葉の力に頼りがちで、言葉をうまく使いたいと努力している最中だけども、言葉じゃないものって、超ツヨい!

やっぱり、作ってるところを実際に見せたり一緒にやったりするだけで、一瞬にしてコミュニケーションできたり、関わりのない相手をずどんと落とせたりするわけですね…!

デザイナーならなおさら!言葉も大事だけど、言葉以外のコミュニケーションも、すごく大事ある。

なんてことを、子供っちに教える授業で学ばせてもらいました!教える活動は、引き続き今年も続けております^^死んだらぜんぶなくなっちゃうから、その前に勉強したこと放出してくわ!

 

デザインを教えています。過去の記事はこち