デザイナー「Manaty」のご紹介はこちら〜!

そのデザインのこだわりは、本当に「売り上げ」につながっている作業か?セス・ゴーディンのマーケティング理論。

セス・ゴーディン「スライスしたパン」

ベンチャー企業のデザイナーになり、マーケティングにも開発にも関わることが増えました。もともと数字や計算が苦手でデザイナーになったので、マーケティング理論の勉強には苦労することもたくさんあります。

デザイナーでも理解しやすいマーケティングの教材を探していますが、セス・ゴーディンによる「スライスしたパン」というTEDのプレゼン動画を見つけ、よく見ています。とてもやさしく、しっかり腹落ちする良い動画だと思うのでご紹介します。

画像はTEDより (https://www.ted.com)

TEDでマーケティングが学べる動画「スライスしたパン」の紹介

www.ted.com

選択肢に溢れているけれど、選ぶ時間が少ないこの世の中で、私たちは普通のものに見向きもしなくなっています。なぜ、退屈なアイディアよりも、ひどく奇想天外なアイディアの方が私たちの注目を集めやすいのか、マーケティングの権威、セス・ゴーディンが解説します。

17分程度の動画です。字幕で日本語が表示されます。

「スライスしたパン」動画の概要

スライスしたパンの発明について言えることは、発明されてから15年間、誰も買わなかったし、誰も知らなかったし、完全なる失敗だったということです。

その特許内容がどうだとか、工場がどうなどと言う事ではなく、そのアイデアを広めることが出来るかどうかです。

消費者にとって、セーフウェイなどのスーパーで買い物する人に限らず、何かを買う必要のある国防省の誰かでも、あなたの記事を掲載するかもしれないザ・ニューヨーカー誌で働いている人でも同じです。消費者はあなたのことなんて、ぜんぜん興味がないのです。全然関心がないのです。理由のひとつは、消費者には以前よりもはるかに多くの選択肢があり、そして、はるかに少ない時間しかないからです。

“remarkable”という言葉はとてもクールな言葉です。カッコいいという意味だけでなく、誰かに伝えたくなる(remark)価値がある、という意味があるからです。これがアイデアの拡散が向かっていく本質なのです。

なぜ、セス・ゴーディンのマーケティング理論は、デザイナーが理解しやすいのか。

小さいデザインのあれこれを良くして満足度が上がることで売上が上がるとは限らないことをよく胸に刻むベンチャーでの深夜作業です。

セス・ゴーディンは広告の世界に限らず、サービスや商品自体のデザインそのものも含め、「remarkable」であることが大事だと動画の中で訴えています。

私はよく夜中にひとりで作業している時にこの動画を見ますが、 夜中というのはたいてい小さなデザインのあれこれにつまづいている時です。

小さな余白の処理、AパターンとBパターンのレイアウトの違い、見る人の視線の流れ…。

そういうデザインのテクニックはデザイナーにとってとても大事な事ですが、夜中にハマりこむ小さなこういった悩みは、たいてい売れる事とは一切関係がありません。

この動画を途中で見て、ハッとすることもしばしば。。。

ベンチャー企業のデザイナーにとっては、きれいなデザインをつくるよりも、ハッとするフックを生み出す方が成果が大きいように感じます。

マーケティング理論と相関性のない、綺麗なだけのデザインは、見向きもされないこともある。

きれいなデザインが良い時代はもう終わっちゃったのだな。と思います。

デザイナーという役割上、きれいなデザインをつくることはとても重要です。しかし、きれいにすればするほど、それらしくすればするほど、競合他社のデザインと似通い、埋もれ、誰にも見られなくなる危険性があるということを忘れないようにしたいと、この動画を見て感じました。

きれいなものがつくれるデザイナーよりも、リアクションがもらえるデザイナーであることを目指したい!

マーケティングは何冊も本を買って持っているのですが、本当に難しい…!生き物のようです。ぜひ、デザイナーの皆さんのマーケティング・勉強術、実践術を教えてください。それでは!*^^*

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です