Manaty Graphic Design

TOKYOのIoTなベンチャーで働きながら、デザインを教えたり、デザインしたり、パラレルに生活しています。

フリーランスのデザイナーになってよかったと思うこと・向いてなかったと思うこと。

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先日フリーランスのデザイナーが集まる飲み会に参加させてもらう機会がありました。また最近フリーランスになりたいという方と話す機会が増えました。

自分は「ちょっとやってみたいかも〜」という不純な動機で1年間フリーのデザイナーとして働いてみた結果「ちょーよかったなー」と思っているタイプなので、ちょっとまとめてみました!

なぜフリーランスのデザイナーになったのか。

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新卒から2年間、製作会社でイラストを描いたり、ソーシャルゲームのページデザインをしていました。

当時はソシャゲー全盛期で(だからこそ、需要が多く私も拾い上げてもらったのですが)毎日多忙。

といっても、何もできないところから、photoshopillustratorを学んで、ひとつずつ仕事ができるようになる楽しさと、年の近い女子の同僚に囲まれて楽しく過ごしていました。

しかし、ソーシャルゲーム業界は、会社やその時の経営状態によって自転車操業になる期間も多いんです。

使い回しのゲームシステムでデザインだけ変えるという仕事に「楽しいし、勉強になるけど、これって意味があるのだろうか。」という疑問を持ち始めました。(売れないから作る。また売れないから作る。の繰り返し…)

またゲームのグラフィックは、上手な絵を安定して完成させる人が重宝されます。(とにかく早くウマい絵を描くスキルが求められ、シビア。)

繰り返しのイラスト制作な日々に疲れ、「一旦ストップ!」な気持ちで退職し、1年間のフリーランス期間に入りました。

フリーランスのデザイナーになってどんな仕事をしたのか。

当時は言葉にできなかったけど「できること」を増やしたかったんだと思います。

フリーになって、仕事でやってきたゲーム系以外のデザインをやってみたいと思いました。

しかし、未経験ではなかなかお金にならないので、定期的なマネーを得るためにゲームのお仕事を、そして金額よりも、やってみたいこととしてロゴ制作や個人の方からのデザイン製作を少しづつ始めました。

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前職からのお仕事をもらってひと安心…。と話はあるあるですが、私の場合気づいたら「契約形態が違うだけで、仕事内容は以前と変わらない…」という状況になりかけて「やばい!」と思い始めることに。

そこで、イラスト制作部署からの仕事を減らして、経験の少なかったゲームのUIデザイン制作部署からの仕事を増やす調整をしました。とにかく未経験のことがしたかったので。

初めて大きなゲームのUIデザインにまるっと関わったこの時期でした。嬉しかったですねー!

前職からのお仕事をそのままもらってありがたくて…という方の話をよく聞くのですが、意外と正社員の時と同じ業務内容を受けている場合が多くてびっくりしました。

なかなか勇気がいるかもしれないですが、希望するお仕事を伝えてみると、案外ほいっともらえたりします。試してみてほしいです。

また、定期的な収入その2として、どうしてもやってみたかったお仕事をアルバイトでやってました。笑

実は全くデザインに関係ない仕事です。今6年目になると、なかなかデザインにどっぷりになっているので、あの時自由な時間がを使ってアルバイトしてみたことはよかったなーと思っています。

フリーランスのデザイナーになってどんなことが得られたか。

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自分一人で解決する力が伸びたこと!!

いろんなデザイナーさんと話す機会がありますが、やはりフリー経験がある人は懐のデカさが違う…!としみじみ感じることがよくあります。みなさん大きな山をひとりで登りきっている人たちですね…!

フリーのころは間に合わない・・・というピンチや、このくらいのクオリティが正しいかどうかという判断も、すべて自分で乗り越えなきゃいけない…ということを実感しました。

徹夜したり、旅行にもPCとペンタブお供が必須だったり、今思うと結構クレイジーな生活。基本「ギリギリでいつも生きている〜」性格なので、締め切り3つくらい同じ日にかかえちゃって死ぬ…ってことも幾度となくあったのですが、

「いつも希望通りのクオリティとテイストを出してくれますね!」

という言葉をもらったことがあり、なんとかサバイバルして作れるようになってきたんだ…と嬉しかった記憶があります。正直ひとりでずっとコツコツやっていたので、成長も何も、自分自身では実感していなかったし。(もちろん、そこになるまでにご迷惑かけたお客さんもいっぱいいるんです…)

現在正社員にとして依頼する側に立つときも、自分で考えることができ、解決能力が高いクリエイターさんはかなり付加価値があると思います。めっちゃ頼ってます!いつもありがとう。仲良しクリエイターさん。

スキル以上に、自分でなんとかする意気込みのレベルが違うんですよね…。

うっうっいつもありがとうです!

それでも自分がフリーランスのデザイナーに向いてないとうすうす思った理由。

一番の理由は、これ以上フリーでやっても大きいデザインの仕事はできないな。と限界を感じたことでした。

20代フリーランスなりたてデザイナーにくる仕事は、やりがいや楽しさはあっても、決定権はなかった!

システムや、戦略は全部決まった上で作るものが落っこちてくるので、「あれ?ここってこうしたほうがいいかも。」とか、「デザインだけでカバーできないな〜」というもやもやが気になってしまうタイプで、だんだん意味があるのか…と思い始めるようになりました。(すぐ意味を求めるめんどくさいタイプだ…)

二番目の理由は、基本的に時間管理能力が0に等しいので、毎日快適に過ごせませんでした。笑

完全夜型になったと思えば、締め切りあけて12時間をくらい寝ちゃったり。

ある程度話せる仲間と、時間割があったほうが良いかもなあ。と思っているころに、偶然なご縁から正社員(+フリーランス)にもどることになります。

とりあえずフリーランスのデザイナーになってみても悪くないと思ってるよ!

「1回やってみたい!」という単純な動機で貯蓄ほぼ0の状態からフリーになったので、興味がある方は早いうちに体験しておいて損はないと考えています。

確定申告とか、税とか大変だよ〜〜って話で盛り上がるけど、自分がどうだったんだろう…。確かに毎月の出費は辛いな…と思ったことはあったし、今でもよくわからない部分も実はたくさんあるんだけど、やればわかるようになってく!笑 詳しい人に頼む手もあります。

お仕事に関しては、正社員として働く上でフリーの体験がかなり生きています。フリーの時に得たイレギュラーなやり方を組織の中でえいっとやってしまうことが実は手っ取り早かったり効果的なことも多々あったりします。

あとは平日使って長期の旅行ができるぞ!!!!!!笑

平日は航空券も安いぞ!!!

海外旅行またいきたいなあ〜〜〜!

というわけで「また正社員になりたいけど、ちょこっとフリーをやってみたいんだ…」って人ほど、応援してます!笑

フリー経験のあるクリエイターさんラブ!!!!いつも本当にラブ!!!って尊敬しながらお仕事してますっ!