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「何をデザインするか」よりも「誰と働きたいか」を選んで再就職した話

好きな人と働きたくて、フリーランスデザイナーから正社員に戻ったワイだよー!

デザイナーの働き方についての記事アイキャッチ

前回、新卒からフリーランスになったお話を書きました。今回は、そのフリーランスから正社員に戻った時のお話をまとめようと思います。

「この人と働いてみたい!」と思ったことがきっかけで、フリーランスをやめた!

フリーランス1年目で正社員に戻った理由…

フリーランスのデザイナーとして働き1年ほどたった頃、ある会社から、アプリで使うイラストをご依頼いただきました。

何回か納品を重ねるうちに、ぜひ(正社員として)来て欲しいから一度話を。というメールが!しかし、その時は、嬉しさ以上に「やばい…フリーランスのくせにポートフォリオ全く作ってないやん…」と焦ったのですが、結局準備する間もなく、大学時代につくったポートフォリオを引きずり出して、お話を聞きにいったテキトーな私です…。

面接では、ポートフォリオをざっと見たあとざっとでまじよかった。)あれこれ褒めてくれて、仕事もしやすいし、ぜひとも一緒に働きたいと改めてお話いただきました。

その会社はいわゆる「ベンチャー企業」。美大出身で、憧れは広告代理店のアートディレクター!だった私は、正直フリーランスの生活に不満はなかったし、その事業に興味が持てず、「どうやって断ろ…」とばっかり考えていました。笑

あなたの夢はなんですか?と聞かれてびっくりしたから。

私の場合、会社都合ではなく、自分の夢を大切にしている人にリクルートされ、一気に親近感が湧いた!

何を作るかよりだれと働くかが大事

そのとき連れて行ってもらったおしゃレストランのデザートの写真。すごいおきゃれで感動したんだった。笑

軽い打診程度で話が終わり、改めてCMO(マーケティングの責任者)の方と、デザイナーさんと後日ご飯に行くことになったのですが、「ふたりともすごい良い人だ…。どうやって断ろう…そわそわ」などとノーテンキに思っていました。

当日、指定されたお店に到着すると、フレンチなのかイタリアンなのかわからないおしゃレストランで汗!

さくら水産でわいわい同僚と飲むのが「会社の飲み会」だったので、(さくら水産好きだけども。)しっかりしたレストランでお仕事の話なんて初めて…。

やべえ予想してたのと違うし、こんな店入ったことないどうしよ…!!!

とめっちゃ汗ダラダラレベルの緊張でした。しかし、お二人とも気さくな良いお方で、美味しいご飯を食べながら(こんな機会ないのでちゃんと食べる)いろんな話をしました。そして、

「まなてぃーさんの夢はなんなの?」

という質問をされたとき、私に衝撃が走りました!!!!

ゆめ!!!!?ゆめ!!???

面接でも会社でも、あなたのスキルは何ですか?会社にどう貢献できますか?という「あなたのメリットとやる気をちゃんと示しなさい」的な質問しか受けてこなかった私。この質問は目から鱗だったのでした。

会ったばかりの「ビジネス」の方に、夢を語られる経験はあっても、夢を聞かれるのは人生初体験!

「何考えてんだこいつら…コワイ…」と思ったのを覚えてます。そして正直に「地元で手芸屋さんを開きたい」とか言いました。笑

後日談として、その夢の話はたいそう気に入ってもらえたようでした。笑(今もその話をいろんな人にしまくってるらしい)

それから、CMOとデザイナーさんも、それぞれの夢を話してくれました。

二人とも、それぞれの夢や信念に近づくために、今の会社で働くという、独立した思想がとてもかっこよかった。

今思えば、ベンチャー気質の会社だったので、それぞれが自立した考え方を持つことは当たり前でした。

しかし、製作会社しか勤めたことがない私にとって、その考え方は超新鮮で魅力的だったのです。

そして最後に「うちの会社でキャリアを積んで、成功して、それぞれの夢を叶えていこう。まなてぃーさんの夢を叶えるために精一杯サポートするから、ぜひきてほしい。」というような話で終わりました。

そして帰る頃には、流されやすい性格も手伝って、すっかりその気になったのでした!笑

今までは、デザインする対象や、会得したいスキルをベースに仕事を選んでいましたが、初めてこの人たちと働いてみたい!という気持ちだけで再就職したのでした。

「この人と働いてみたい」という気持ちで動き、色んな仕事を経験できた。

好きなものがない自分だからこそ、好きな人のためになんでもつくる環境が自分のつくれるものを広げてくれた!

「この人たち」の役に立つことはなんでもしたい!という気持ちで動くので、色んなジャンルのお仕事に関わることになり、それが結果すごく楽しく勉強になりました。

私にとって「何を作るか」よりも、「誰と働くか」が超重要だとわかった、ターニングポイントかもしれないです。

計算やパソコンが大の苦手という理由で美大に行き、アナログ一直線だった私。イラストを描いたり、紙モノのデザインをする未来は想定内だったけど、ある意味苦手な領域、コードを書いたり、画像の種類や保存形式について詳しく知ったり、エンジニアさんとやりとりしたり、アプリのUIをデザインするとは思ってもないことでした。

そして意外とそれが面白かったので、良かったのです。(アナログも好きだけど)

余談として、「UIデザインの仕事がしたいけど、経験がないんです…」と相談されますが、エンジニアが多く、デザイナーが少ない会社を狙いましょう。

必然的にやる環境になるので、エンジニアがメインの会社を受けるのがおすすめです。笑

誰と働きたいか。何を作りたいか。どう働きたいか。のバランス大事説。

正社員が良いか、フリーランスがいいかは、その人次第。自分にあっているスタイルを見つけた方がいい暮らしが送れると思います!

その後いろいろ経て、私はその上司と別の会社で働いています。再度リクルーティングされた時に、私は「副業OKにしてくれ!」とお願いしてオッケーをもらいました。

両立は超大変でした!

自分のお客さんにも、会社の人にも迷惑や心配をかけつつ、でもこれが私のやりたい働き方なんだよ〜。わがままでごめん〜!と、今でも細々続けてます。

なんとか続けていたら、私のことを「地元の牧場のパンフレット作りながら、うちの仕事してるデザイナーもいるんです。」と紹介してくれるまでになりました。

どう働きたいかは言ったもん勝ちだと実感しました。そして、言うだけじゃなくてやること。

完璧には全然やれないけど、「でもアイツやりたそうだし、やってるから、しょーがないな」って思ってもらうしかない。

そして、自分とは違ったバランスで働く友人の一言もなんだか心に残りました。

「徹夜が嫌なわけじゃないの。部屋に帰れない状態で会社で仕事を続けることが超苦痛なの。お風呂に入ったり、掃除をしたり、家で自由に過ごしながら夜中まで絵を描くのは、別に楽しいんだよね。」

同じ時期に会社を辞め、フリーランスデザイナーを続けている友人の一言です。会社にいたときより満足して過ごしているようで、彼女にとっては、どう働きたいかがすごく重要なんだなー。よかったな!と思った瞬間でした。

人によって、この3つの優先順位は違うし、性格に合う合わないもありそうです。

転職したい人は、希望する業界以外に、自分が一番何を得たいか明快にしておくと、納得のいく転職・いい働き方ができるかもしれないと思いました。

クリエイターやエンジニアのような作り手は、金だけで動かない。

1日の大半の時間を使う「仕事」だから、よく考えて柔軟にスタイルを変えたいです。

働く側も、採用する側も、自分が何を求めているのか、赤裸々に、具体的に伝えることや、合意した上で上でジョインするのが大切だと感じました。

人生の大半の時間を費やす仕事だから、誰もが望む働き方ができるといいよね。お金や、やりがいや、仲間もぼかさず濁さず。というお話でした。読んでくれてありがとう。らぶ!ばいばーい。

働き方は考えることいろいろあるよね〜。ナカムラさんの本はやさしくてわかりやすかったので、働き方シンキングするときにオススメです。

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