manaty
デザインの仕事がしたくてしたくて枕を濡らした新卒イラストレーターのころ・・・(濡らしてないけど)
しかし!頑張ってイラストを描いていた経験が生きて、キャラクターデザインというレアなご依頼を受けさせていただきました!
目次
1.事業内容と、イメージしているタッチをヒアリングする
今回は店舗を貸したいお客さんと、店舗を借りたいお客さんをマッチングさせる会社さんのイメージキャラクターを作って欲しいとのご依頼でした。
サービスを連想させるキャクターにしたい!というのが強いご要望。
manaty
2.めっちゃ手書きのラフでポイントをつかんでいく
まずはこんなラフをつくって見ていただき、反応を伺います。
最初は飲食店モチーフに絞って作ってたんだけど、ラフをお見せしたら「今後飲食店に限らず広げていきたいんです〜」というご意見をいただいた!
manaty
お客さんと認識のズレは早めにすり合わせておくようにしています。(思い込みが激しいのもあり…!)
フライパンやコックさんなど、食べ物関連のモチーフが多かったので、それらを使わずに改めてもう一度提出!
う〜〜〜ん。店舗ってなかなか、ムズカしいな〜。と思いつつ、追加でこんな感じのラフを出す。
manaty
と思うこともあるのですが、ラフだと自分の思っていることを遠慮せず文字や絵で書き込むので、そのまま見てもらって包み隠さず何を考えているか知ってもらえていい場合もあります。(と、勝手に思っている。)
でも、企業の人がこのレベルのラフを受け取ったらビビるかも…。笑
昔はラフを清書して出してた時期もあるんですが、なんかつまんなく綺麗にまとめようとする癖に気づいたので、稚拙と思われる恥ずかしさ忍んでこのまま出しています。笑
3.お客様にお気に入りのラフ案を選んでもらう
イラスト系は、ラフで描いた微妙な手書き感をイラストレーターに起こすと、結構雰囲気が変わってしまうことがあるので、念のため複数案選んでいただきました。
manaty
ちょっとしたニュアンスでがらりと雰囲気が変わってしまうのです。
イラストレーターで起こして「ちょっと違うな・・・」でやり直しとか、気に入ってもらえないのに進めるしかないってお互い嫌だよな〜〜〜ってところがあり。
ちなみに、手書きでそのまま納品すれば、イメージ通りで良いんだけど、加工しづらいので基本イラストレーター形式で納品するのをデフォルトにしています。拡大や縮小も簡単にできるので。(どうなんだろ。クリエイターの皆様??)
manaty
4.キャラクターをillustratorで起こす
選んでいただいた2案をパスで起こしてみました。
めっちゃいい感じに起こせた〜!!!!いえ〜〜〜い!って時もあれば、あーーーもう全然可愛くない!!!可愛くなけりゃ意味がないんだよ!!!だんだん!!!(何かを殴る音)パスめ〜〜〜!!!ってときもある。
あと、ラフ通りに起こしても可愛くない時もある。ほんと経験値の作業かもしれないです…!
じゃあ今回はどうだったかというと…
manaty
あとは、線の種類や色も実は結構大事だと思っていて、この時点で何パターンかお見せします。
クライアントさん、最初はB案がお気に入りだったけど、「単体でも使いやすいA案にしたいです」とのご意見いただき、A案に決定しました!
いろいろひっくり返るのもこの時点が多いし、いろいろ決まってきてスルスル進むのもまたここです。
manaty
5.キャラクターに表情バリエーションをつけてあげる
manaty
ほんわかテイストなA案ですが、表情に幅を持たせれば持たせるほど、表情豊かで面白いキャラにできます。
今回はすでにサービス内でファニーなイラストが多様されており、親しみやすさが良いなあ〜と思ったので、キャラの表情も大げさ・面白さ重視で5パターン製作しました。
ポーズはどうしても裸エプロンでぷりぷりお尻を強調したポーズを作りたかったので、3パターンご用意しました。
レイヤーの切り替えで、表情とポーズが簡単に変更できるデータ形式で納★品!
ありがとうございました!
キャラはとにかくしつこく使う!でないと簡単に廃れる!
manaty
これまでに何件かキャラ物を依頼されてつくったことありますが、世に出なかったものもたくさんあるのです。
自分は自社サービスでしつこいくらいロゴキャラを使うんだけど、そうやって徹底してあげないと、意外と社内で作って終わり!になりがちだと実感しています。
manaty
作る側・運用する側と両方やってみて思いますが、根付いてしまえば、かなり強力なアイコンとして使えますので、ぜひお互い頑張って自社キャラクターの認知度を育ててまいりましょう!
私も育てる側なので、しつこく使っていくぞ〜٩( ‘ω’ )و
コメントを残す