最近、アプリやWEB制作の一環としてロゴをデザインする機会が増えています。めちゃかっちょえーのデザインするぜ!!と、気持ちはマグマのごとくふつふつとするのですが…
マグマって実際かなりグロテスク。
・・・ロゴデザインって結構難しい〜〜!!!(デザイナー5年の悩み)
ということで、良いロゴがデザインできる様に、好きなロゴを解説するという勉強法をしています。実際の解説と一緒にご紹介します!
目次
1.「なんか良いな」と思うロゴデザインを見つけます。
今回は株式会社LIGさんが運営するレンタルオフィス「いいオフィス」のロゴがとても良いな。と思ったのでピックアップしました。
このロゴを見て、デザインのいいポイント・真似できそうなポイントを探して、言葉にし、書き出していきます。やってみます〜。
2.良いデザインポイントを言葉で書き出していきます。
日本語のサービス名って実はロゴにするとき難しいんですよね。
曲線と直線のバランスに時間をかけて調整しないと、ダサダサオバケになる可能性が高いです。
「報酬必要なだけお支払いしますよ!いくら時間がかかってもいい!かっちょ良いロゴお願いしますよ(きらり)」という夢のような案件であれば、時間をかけて丁寧に丁寧にお仕事をすればよいですが、
成長中のデザイナーにくるロゴの依頼は格安報酬・短納期のものが多く、最初からイラレのパスでぐりぐり…なんてやっていると
「あれー明日納期なのになんだこのダサさ!!」という事態が多発します。
少ない自分のセンスを信じきっていると痛い目にあうのです。
自分の経験とセンスなど、長年使われている書体の前では無に等しいので、既成フォントを活かす。
今回のいいオフィスロゴがうまいなあと思ったポイントは、囲んでいる家の図形とフォントの線の太さが同じくらいなので、ひとかたまりのグラフィックとして目に入ってくるところです。
図形部分と文字部分の線の太さを揃えたり、テイストを似せるというテクニックが炸裂なのです。まねしよ。
誰もが知ってる図形の一部分を省略してオリジナリティある形にする。
ロゴタイプを囲うこの図形、どこかで見たことがあるはず。そう、子供でも描ける家のマークですね。
赤線をひかなくてもわかりますが、念のため
建物・オフィスといったイメージからこの図形が利用されていると思います。デザイン初心者な私が陥りがちなのは「俺がつくった俺のオリジナリティある形で勝負だぜ!!!」ってやつ。
そこでまた、どこからともなく声。
人が共通して想像できる形をうまく使う。
ロゴマークは芸術作品のように考えさせるより、ぱっと見て何の形か?なんのサービスか理解できる「伝わりやすさ」が重要です。
このマークも一目で「家の形だ」とわかるはず。しかし、ロゴタイプ部分に切れ目を入れていることでオリジナリティな形にも見えます。
家だとわかるけど、独自の形状も持ち合わせている。うーん。まねしやすいぜ!!!
おまけにロゴタイプを外に出した時もきれい!
素敵や…
と、いうことで、このようにロゴデザインの良いところを分解して考えると、勉強になると言うお話でした!
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