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ロジカルシンキングを知らなかったデザイナーである私がぶち当たった壁。
実は去年、上司と大げんかして辞めるか辞めないかの崖っぷちまで追いやられました。その時に助けてくれたのがロジカルシンキング。そして、ロジカルシンキングを学ぶ機会を与えてくれた上司のおかげです。
「やりたいデザインを論理的に説明できなくて、わかってもらえない。実行できない。」
というウィークポイントを改善するため、私はグロービスの「ロジカルシンキング講座」に通わせてもらいました。
この経験は、デザインしか学んでこなかった私が、デザイン以外のことを学ぶのは初めてであり、精神的にもすごく大変でした…!
(めっちゃデキる同じクラスのイケメンに「あのギャル」と呼ばれていたらしい)
ロジカルシンキングのおかげで物事をとてもシンプルに考え実行できるようになりました。
勉強したといえど、ロジカルシンキングはかなり奥が深くて難しい考え方です。
私自身も、まだまだ存在を知ってから日が浅いのですが、自分自身の理解を深めるためにも、まとめてみようと思います。
まずはロジカルシンキングとは。で検索してみた。
なんとなく、簡単そうで、理解が難しいと思う。
なのでちょっと例をあげてみます。
例えば…の話でロジカルシンキングをまとめてみると
お仕事の現場では、様々な「解決しなければならない問題」が存在します。
お客様のクレームから、新しい機能の開発、改善、自分がやってみたいこと、人間関係。
問題は次々と生まれるので、「全部解決してやろう!」と思っても、実際にそれを実現するのは時間的に無理なことなのです。
じゃあ、どうするかというと、「整理して、順位をつけて、実行することで、重要なものから解決することが最も効果的です」というのがロジカルシンキングの重要なポイントの一つかなと思っています。
例えば、30人のお客さんが困っていることと、1人のお客さんが困っていることであれば、まずは前者に対応するべきだ!と思っちゃいませんか。
だけど、その1人のお客さんが困っていることは、実は30人のお客さんが困っていることと、同じ理由があるかもしれません。これを解決する方法を考えたら、31人全員を満足させることができるのです。
1人のお客さんのことも漏らさず頭に置きながら、30人のお客さんの話を聞く。その上で、いろんな視点でその意見を見てみる。
例えば、価格が適正か。デザインが良いか、悪いか。機能は良いか、悪いか。
そうやっていろんな切り口で見てみたら、もしかしたら、両方の問題を解決できる答えが見つかるかもしれないのです。
1人のお客さんのことなんて、どうでもいい。とか、人数の多い30人の言うことが正しい!と決めつけないこと。
一番早くて、実行しやすくて、効果のある答えを短時間で見つけられるようになる。
これが一番のメリットですね。
もうちょっと例えて言うとこんな感じらしい。
例えば、歴史のテストの点数がめっちゃ悪かった!めっちゃ悔しい。だから「なが〜い歴史の最初から覚え直すぞー!」と燃え上がったとします。
でも、授業で1年かけて学んできたことをまたやり直すのは、時間も労力もめちゃくちゃかかります。
絶対四大文明あたりで挫折します。(実体験)
では、テストを見直して、「なぜ結果が悪かったか」もう少し深く考えてみます。
結果を分析すると、四大文明に関する問題は全問正解。
中世に関する問題は半分正解。
近代に関する問題は1問も正解できなかったことがわかりました。
そうなると、大きな原因のひとつとして近代史を理解できていないなあ。ということがわかります。
「最初から全部やり直す」より「近代史を勉強する」ほうが、なんだか結果につながりそうだし、早くいい結果が得られそうですね。
なんか、そんな感じです。
ちゃんと分析して、改善するための仮説を立てて、実行するための手順の考え方です。
要領のいい人とは、ロジカルシンキングが得意な人かもしれません。
私は昔から要領が悪く、四大文明までを100回繰り返して覚えるも挫折するタイプだったので、「要領いい人」のことをずるくて羨ましいヤツだと思っていました。笑
でも、ずるいわけじゃなくて、ポイントを押さえて物事を実行することなんだなーと。
テコの原理のように、ベストなポイントに集中して力をかけることで、大きなものを持ち上げるような、そんな効率的なやり方がロジカルシンキングだと思うです。
ダメな人にこそ、オススメ。
要領が悪い。完璧主義でいつも失敗する。なんでも上司に聞く。とりあえず。を多用する。
これ全部私なんですが(笑)こういう人にめっちゃおすすめです。
私は別にロジカルシンキングの人からお金をもらっているわけでもなんでもないですが(笑 デッサンの次に、ものの見方が変わった学びでした。
私の記事だと、何がなんだかわからないと思うので、子供でもわかる、ロジカルシンキングの本を紹介して終わります。
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
- 作者: 渡辺健介,matsu(マツモト ナオコ)
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/06/28
- メディア: 単行本
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リクルート出身の先輩が教えてくれた、やさしいロジカルシンキングの本です。
リアルは、歴史のテストの何倍も複雑だからこそ、こういう考え方が大切なのだな〜としみじみ実感しております。
わたしはまだまだひよっこなので、理解も実行度も浅いですが、また引き続きまとめてみたいと思います。
あと、絵もつけたいね。難しいの、いやだよね。反省。
それでは!また書く日まで。おやすみー!
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