アニメーションの鍵はメタモルフォーゼ
アニメーションの面白さを判断する一つの要因は、メタモルフォーゼ。メタモルフォーゼとはドイツ語で変容・変身・転生という意味。大学でアニメの先生が教えてくれた言葉です。(かわいいよねメタモルフォーゼ)
要は移り変わりをどう表現するかってこと。これによって、アニメーションは面白くもつまらなくもなります。
今回は写真→アニメ→写真という流れだったので、あんまりメタモルフォーゼしてないのですが、アニメ豆知識。メタモルフォーゼはアニメでしかできないこと(現実世界ではあんまりない)だから、注目してみると面白いです。
最後は実写になるように、写真を見ながらワンシーンずつ描いていきます。
今回は写真からアニメに変わり、写真に戻る構成で作りました。学校での集合写真だったら、一人一人友達が集まっていき、最後に写真に変わるようにシーンを描きました。
これを6シーンくらい描いたかな。写真素材が少なかったので、想像して描く部分が多く、大変でしたねー!
ストーリーを思い浮かべながら…
夜中鬼のように作業しました。(はぁはぁ)
でも、たくさんの幸せそうなシーンが描けてよかったっす。
アニメもまた、奥が深いデザインであった。
とにかく、アニメーションは仕事でやるとなると製作時間がかかります!
これは発注者も、ディレクションする人も、作る人も念頭において欲しい。制作も修正も普通にやったら静止画の倍時間がかかるので、うまいこと調整しましょう。
一番盛り上がるシーンはたくさん枚数を描いて山場を作るべきだし、逆に削る部分も必要です。要はメリハリっすね。アニメは特に、メリとハリ!
夜中ひいひい言ってはいましたが、楽しいお仕事でした!
メタモルフォーゼを習ったせんせい。
ちなみに私の提出したアニメは意味のないメタモルフォーゼが多くてわけがわからんみたいな講評をいただきました…笑
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