
手描きのロゴマークって、かわいいし、オリジナリティがあるし、なにより見ていて飽きないですよね!
つーんとすましたベジェなロゴもクールですが、ゆる〜いラインで描かれるロゴもまた良い…
今回は実際のお仕事を取り上げつつ、手描きロゴの良さや、使いどころについてまとめてみました!
目次
私の手書きロゴデザインの考察手順はこちら
今回はネイルサロンの手描きロゴマークをご依頼いただきました。サロンの名前をベースにしたデザインをご希望いただいたので、まずは色々なパターンを出してみました。
色んな方向性で手書きロゴ案を出してみる
クライアントさんとお話しながら、好きなタッチ・嫌いなタッチなどもお聞きします。多めの案を提出する際に気をつけるのは、似たような案を並べないこと。タッチの違うデザイン・文字とイラストの分量が違うデザインを提出し、相手の理想がどんなものか、頭の中の要望をなるべくつかむ努力をします。
その上で、1と6がいいな。という意見をいただきました。
実際に、媒体にのったイメージを作成してみる
手描きロゴで難しいところは「手描きじゃない文字や他のビジュアル・写真と組み合わせた時にちゃんと成立するか」というところです。
手描きロゴは形や表現が自由な分、他のパーツと組み合わせた時に世界観がうまくマッチしない場合があります。
背景の色の有り無し、文字や写真と組み合わせたときに、きれいかなどと、ロゴ以外の条件も色々と試して見ながらを調整します。
今回はロゴをはじめてとして、パンフレット製作までをご依頼いただいていたので、実際にパンフレットにしたときをイメージしてサンプル画像を作成してみました。
結果、向かって左の雲形のロゴを気に入っていただきました^^
手描きのロゴはやっぱり味がでて良い!
良い手描きのロゴの良さは何と言っても、味があるところ!かっちりしたロゴと比べて、オリジナリティやあたたかみがあり、じんわりと人の印象に残る特性があると思います。
タッチも様々なので他とかぶらないデザインに仕上がりやすいのも良いポイントだと思います。
手描きロゴの難しさ・デメリットも知っておく!
手描きロゴは「つくったあとのことを考えて」みるとさらに良いと思います。
違う背景の色が入ってきても、イメージ通りに見えるか。
文字や写真が近くに配置されても良い雰囲気を保てるか。
ロゴを描くのと同じくらい、「そのロゴを使う時のルール決め」が大切になってくるのが手描きロゴだと思います。
使う時に、お客さんが思い通りに使えるかな・・・という視点からも、ロゴの良し悪しをチェックしてあげると良いと思います!ロゴのデザインはとってもいいけど、なんか展開しづらい。使いづらいなあ〜と思われてしまうと、もったいないです。
さて、このまま続いてパンフレットデザインにうつります^^またそれは次回に。
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