Manaty Graphic Design

TOKYOのIoTなベンチャーで働きながら、デザインを教えたり、デザインしたり、パラレルに生活しています。

【デザインした】ポシャったお仕事で筆文字ロゴのつくりかたを晒してみます

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筆文字のロゴを制作してみるの巻

筆文字のロゴって味があって良いですよね。私も以前ご依頼を受けて制作したことがありまして、自分でお習字したんですよ〜。今回はどのようなご依頼でどのように筆文字のロゴを作成したかをまとめてみました。

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ご依頼内容

・ご依頼いただいた方 お友達

・ご依頼内容 中国に留学した時のメンバーで着るTシャツのロゴを制作してほしい

・ご依頼条件 蘇僑(そきょう)という団体名

・ご要望 筆文字デザインがいいかな〜〜〜

筆文字をどうやって形作るか

今回のご依頼で一番大きなポイントを占めるのは「筆文字をどうやって表現するか」というところです。どうしたら筆文字での表現ができると思いますか?

実は筆文字での表現には大きく2通りの方法があります。

 

1筆文字フォントを使う

筆文字フォントは実はたくさん配布されています。お寿司屋さんで使われるようなデザインから、細い手書き風のものまでバリエーションも結構選べるんですよ。

ただし、こだわった筆文字フォントは有料の場合が多いです。予算がある場合、ロゴや見出しのようなワンポイントではなく、本文、メニューなど、広範囲に使う場合は購入した方が時間がかからずに制作ができるので良いかもしれませんね!

 

2自分・もしくは書の先生などにお願いして、てがき

お店のロゴなどは、まず書の先生に依頼して素晴らしい文字を書いてもらう。その後、デザイナーがそのデータを受け取って、微調整や要素を加減する。という場合が多いです。ロゴのように長く、じっくり使う素材の場合は素敵な字を書く先生に書いてもらうのも、思いがこもって良いですね!

 

さて、今回は予算が限られたお仕事です。筆文字で行くかどうかも未決定。ということで書道を習っていた経験を活かして、書いちゃいましたよ〜!うりゃりゃ〜。

今回の道具は 筆ペン・紙(にじみやすい紙とにじみにくい紙の2パターン)こんな感じで何パターンか雰囲気の違うデザインを出してみましょう〜

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ご依頼者さんに「どんな形のイメージがありますか?またはこんなデザインがいいという文字があったら教えてください。」とお聞きしたら、「中国に関係する集まりだから、筆文字がいいな。」とざっくりしたお返事。きっとご依頼者さんもまだぼんやりイメージしているところですね。

今回はぼんやりしたイメージを固めるために、ちょっと多めの12案を提出しました。

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かっちょいい筆文字だけでも、ロゴにはならないときがある

一案選んでいただいたのですが、このままではロゴではなく、ただの「筆文字」です。さらに、一番気になっていたこと。

「蘇僑」ってなんて読むか日本人にはわからないのでは??

「可読性」が低い文字やデザインはどんなにかっこよくても認知度が落ちてしまいます。それは読めないと誰かに伝えられないから。

 

つまり読めないことは「口コミ」「バズ」しないということなんです〜こわいこわい。

 

ということで、読みがなを入れこんで「読めるデザイン」にワンランクアップさせましょう〜!

これが完成した筆文字ロゴですよ〜

読めるように「そきょう」というハンコ風文字を加えて出来上がりです!筆文字は好きなものを選んでいただいた後にさらにバランスの微調整を加えています。

ちなみにちょっとポイントで「そきょう」は遊び心ある形のフォントを使ってます。真面目キャラになりすぎるのを防ぐためです。

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いや〜大人になってから書道の経験が活きました。母親に「榊莫山先生や!」「武田双雲先生や!」と育てられたかいがあったというものです。いや、全然足元には及ばないんだけどね…。和に関連したサービスやお店には筆文字はよく似合いますよ〜。

 

ではでは٩(๑′∀ ‵๑)۶•*¨*•.¸¸♪